医療的ケア基礎シリーズ(全4巻)



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医療的ケア基礎シリーズ(全4巻)

価格(DVD)全4巻セット100,000円+税/各巻25,000円+税 2013年制作

企画・制作:株式会社ジャパン通信情報センター

【企画意図】
2012年4月、これまで医療処置であった胃ろうと喀痰吸引が、正式に介護処置に加えられた。しかし、介護職がおこなう、喀痰吸引や胃ろう等の介護処置は、たんに医療の代替え処置として位置づけられる行為ではなく、社会的要請のもと、介護の一分野として確立されたものである。このことを基調とし、介護職員が介護の社会化をめざして、介護職としての専門性にプライドをもって従事できるよう制作した。
映像的には、老人看護・介護を主軸に制作した。

【対象と位置づけ】
介護専門学校・大学の学生は教科課程に参入されるので、補助教材に・医療的ケアの未経験な介護職には、研修に参加するための啓蒙的役割に・介護専門員にはケアプラン作成のための基礎知識の導入教材・経験があり、認定を受けている介護職には、医療的ケアの再認識・再確認・今後の方向性を提示する教材・介護施設関係者・施設長・相談員・看護師には、医療的ケア実践職員の計画づくりの情報教材・基本的には医療的ケアの啓蒙の役割をもち、介護家族の啓蒙教材。

第1巻 医療的ケアの社会的認知への道(17分)

■医療的ケアの法改正
■日本の高齢化社会
■要介護高齢者530万人
■介護保険利用者420万
■家族看護
■介護の増大と困窮
■孤独死急増
■老人
■障害者と介護家族の経済力
■介護力の消失
■介護家族の自由を奪う喀痰吸引
■医療
■介護施設
■人材不足
■実質的違法性阻却
■追認措置から法改正へ
■介護職の人たちの献身性が家族に認知
■人間関係づくり
■法的な環境
■吸痰
■胃ろうの生理と医学的知識
■喀痰吸引
■胃ろうに関する社会的関心など医療的ケアの実践課題

第2巻 医療的ケア・喀痰吸引とは(14分)

■呼吸停止は死を意味する
■呼吸阻害要因
■痰づまり
■予測することは難しい痰の絡み
■医療的ケア
■喀痰吸引とは
■その必要性
■呼吸困難
■肺炎に
■吸引の日常性
■ニーズの多様性
■痰の量
■色の変化に注目
■吸引方法
■医療的ケア
■実践の手順
■法的責任の主体に。

第3巻 医療的ケア・胃ろうとは(16分)

■経管栄養法
■胃ろうとは
■胃ろう方式の普及の広がり
■毎年10万人
■内視鏡手術の開発
■胃ろうの実践とは
■人工的水分
■栄養補給法(AHN)不要論
■賛否両論
■医学的判断の困難さ
■取り外す判断が社会的
■医学的基準がない

第4巻 医療的ケアに求められるもの(16分)

■医療と医療的ケア
■医療と介護の理念
■介護高齢者500万人
■介護ニーズを放置することはできない
■介護環境の崩壊
■介護の充実は人間生活の要
■人類的視点
■地球上に高齢者20億人に
■日本の介護が果たすべき課題
■人類の展望の要は介護
■医療の拡大解釈
■窮余の策ではなく「介護の社会化」への道筋として
■その成果は 介護職の社会的認知の向上に。